夏休みの宿題はギリギリまでやるタイプ? ボルタンスキーの作品と初対面
こんばんは、ヨシトです。
皆さんは夏休みの宿題ってすぐ終わらせる方でしたか?
ギリギリまでしないほうでしたか?
私は好きな科目は早く終わらせて嫌いなものは後回しにして
最終日にヒーヒー言うタイプでした。
今も昔も変わらなさすぎて泣けます。
展覧会に行くのは好きなんですが書くのは苦手なものでして。
でも書かないまま忘れていくのももったいないなぁと思って
毎回ヒーヒー言いながら書くことになるんです。
どこかの誰かが必要な情報になっているといいなと思いつつ、
今日もせっせと小瓶にメッセージを入れてインターネットの大海に放ちます。
前回のブログでは7月に行った展覧会のタイトルだけを書いていたので、
どんな展覧会だったかメモを見ながら振り返りたいなと思います。
2日間で6つの展覧会を回ったので1つずつ、ちびちび行きますぞ。
1日目 六本木で
『クリスチャン・ボルタンスキー Lifetime』国立新美術館(2019年9月2日まで)
実はボルタンスキー、長崎にも来るんです。
長崎県美術館で2019年10月18日(金)~2020年01月05日(日)
ではなぜ東京の展覧会でわざわざ見たのか、と聞かれると
拝読している関東のブロガーさんたちがボルタンスキーをこぞって推しているように
思えたからです。何だか意味が分からなそうだし、怖そうなんだけど、
周りがそんなに言うんなら観たほうがいいのでは?と流されたわけです。
写真は撮影可能なエリアとそうでないエリアと分かれており、以下の写真は撮影可能な場所で撮っています。
大きなスクリーンに映し出されたたくさんの風鈴。澄んだ音が聴こえます。
この壁の向こう側には高い天井を持つ部屋を活かした綺麗だけど
ちょっと怖いような灯りを使った作品がありました。
東京の展覧会での展示の目玉はきっとこの高さを活かした展示方法に
違いないと思いました。(写真はありません)
たくさんのコートの山。1階のカフェの端の方で設置作業風景の映像が流れていました。かなり大がかり。
右のラッパのようなものは風が吹くと音が鳴る仕掛け。沖のクジラに呼びかける道具。
本当にクジラに届いたのか。
振り返ってみると綺麗でどことなく怖い。紙一重な作品が多い印象を受けました。
一番衝撃的だったのは最初の部屋の咳をするマスクを被った人物の映像。
口からチョコレートのような液体を吐き出し、ひたすら大きな咳をしている。
もう見てられない!と思う頃画面が変わり、椅子に座った人型のサイズの人形に
這っていき、マスクから見える唯一の生身の部分の舌を使って人形を舐める、
という初期の映像の作品が1ヶ月すぎた今でも記憶に残っています。
ボルタンスキー展は朝から見るのはおススメしません。
いつ観たらいいのかと言われると困るのですが、
未知の物に出会う覚悟ができたら、と言っておきましょう。