九州国立博物館で『京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ』展
久しぶりに太宰府を訪れたら駅がお洒落になっていた!
ホームが橋のよう!
駅から参道にかけて、令和ののぼりが至る所に!
太宰府天満宮の境内は楠の柔らかい黄緑色で埋め尽くされています。
博物館に向かうエレベーターも緑で覆われています。
いざ、展覧会へ。会場内の写真は九州国立博物館のぶろぐるぽの提供を受けています。
羅刹立像。
アニメやゲームに出てきそうな生き生きとした表情と小さくても強そうな
体つきをしています。序盤の敵として出てきそうな予感。
後半になると色違いで強い敵で出てくる、みたいな。
もともとはどんな彩色がされていたのでしょうか。
十大弟子立像 目犍連立像
横から見ると腰も曲がってる。
骨が浮き出るほど痩せているのに目や顔の表情、腕に浮かぶ血管が力強い。
東博で展示されている時、十大弟子立像はぽつん、ぽつんと一人ずつ台に置かれて
ケースなしで展示されていたけれど、九博ではケースに入れられ、部屋の正面と両脇に
ずらりと並ぶ形で展示されていました。後姿が見られないのはちょっと残念だけど、
横一列に並ぶとすその丈の長さが分かりやすいのかも。
足首のところですそがスパッと一直線になっている像と、
足の甲まで布がかぶさり、すそが床にも付いている像があるのです。
会場を進んでいくとステージ上から
快慶晩年の弟子の肥後の定慶の六観音を見渡すことが出来ます。
ステージ上に限り、写真撮影も可能。(フラッシュは禁止)
聖観音のみ写真を撮ることができたので、東京で観た方もまた来るのも
いいのでは。
九博でもらえるアジアージュVol.52号の表紙にも聖観音の手元の写真が使われている
のでチラシ置き場にあったら手に取ってみてください。
初夏の九博を満喫して帰途につきました。
九州国立博物館 | 特別展:京都 大報恩寺「快慶・定慶のみほとけ」
2019年6月16日まで
ぶろぐるぽに参加しています。
https://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_blogrepo49.html