瀬戸内国際芸術祭2019 3つの島を回って感じたことのまとめ
7月下旬に男木島、女木島、豊島を回った感想としては
海が綺麗、島っていいな、人の生活が垣間見えるところにアートがあるって
いいなぁということでした。
観光とアートがタッグを組むと最強だなぁとつくづく思います。
もし小さなお子さんを連れて行くのであれば平坦な道に展示が多い女木島。
小学生くらいで急な坂道も自分で歩けるお子さんと行くなら男木島。
高校生、大学生のお子さんと行くならレンタサイクルを借りて豊島もありかなと
思いました。
私一人で行って満足度が高かったのは男木島でしょうか。
小さな島なぶん、展示の多くが同じエリアにあり飲食店も多めだったからです。
また、徒歩で動き回れるため交通機関を使わなくて良いので時間に縛られず
のんびりできるのもありがたいポイントでした。それと、猫が多い。
今回旅をしている間中日本人よりも中国圏の観光客が多いのではないかな
と感じていました。豊島美術館ではチケットを持っているかと英語で話しかけられ
「いいえ、持っていません」と日本語でたどたどしく答える私。
男木島の交流館のところに台湾や香港からの観光客が多いと
書いてあり、その時はへぇ~と思っていたのですがこの記事を見て納得しました。
瀬戸内国際芸術祭とLCC拡充で高松市内に海外の若者向けゲストハウスが急増中 : ニッポンのインバウンド“参与観察”日誌
LCCと芸術祭を紹介する本と中華圏での認知度の高まり、ゲストハウスの増加、
色々絡み合って観光客が増えているようです。
旅行会社がインバウンドにガッツリ関わっている記事も。
瀬戸内国際芸術祭2019を契機に 欧米豪から誘客 - インバウンド事例 - JTBのインバウンド
それぞれの展示の入り口に中国系の若いスタッフが多かったのは語学力を
必要とされてのことなのかもしれないなぁと思いました。
みんなクーラーがないところでも頑張っていた。
もうちょっと暑さ対策ができるといいなぁと見ていて感じました。
訪れる方も迎える方も楽しく、これからも長く続いていく芸術祭になるといいなぁと
思います。
夏の島旅【おしまい】
瀬戸内国際芸術祭2019秋会期「ひろがる秋」の開催は
9月28日(土)から11月4日(月)まで。
公式ガイドブックを持っていると指定の場所で秋会期版の冊子をもらえますよ。