瀬戸内国際芸術祭2019 夏の島旅 1日目 【男木島てくてく編】
高松港からフェリーで40分。男木島に到着。
ジャウメ・プレンサ「男木島の魂」
猫の島と聞いていたけれどさっそく猫に遭遇。
上の写真の建物、男木交流館は芸術祭の案内所兼フェリーの切符売り場。
トイレもあります。(大事)
女木島行きの切符と芸術祭のパスポートを買い、
いざ、滞在時間4時間の島の散策へ。
アートは屋外にあるものは基本無料で、屋内にあるものは有料だと
思ったら良いかと思います。1か所ずつ入場料を払うこともできますし、
ある程度回る予定ならパスポートがおすすめ。
山口啓介 「歩く方舟」
この力強い脚で海の上を渡っていきそう。
海岸側から山側へ。急な坂をよろよろと上ります。
蔵の中には、栗真由美「記憶のボトル」
大岩オスカール「部屋の中の部屋」
民家の一室にトリックアートめいた部屋が。90度回転したお部屋。
この中にも展示があります。ひょえ~。
屋内に入ると滝のように天井から流れ落ちる水が。日常であるはずの家に力強く
響く小さな滝の音。この家が壊れてしまうんじゃなかろうか。
窓の外の海が部屋まで入ってきたような。高橋治希「SEA VINE ー波打ち際にてー」
何部屋もある大きな民家に古い日用品や道具を使った回転するオブジェ。
リン・ティエンミャオ(林天苗)「自転ー公転」
この会場となっている民家、部屋数が多いので窓ガラスがいっぱいあるんですが、
部屋ごとに違っていて、住んでいた人の暮らしがちょっと見えたような気がしました。
松本秋則「アキノリウム」建物の1階では影絵、急な階段を上った二階では
木や竹で作られたような音を出す楽器のようなオブジェが動いて、不思議な音を出しています。(クーラーが涼しくて天国!)
そしてここの二階にもお洒落な窓ガラスが。
眞壁 陸二「男木島 路地壁画プロジェクト wallalley」
違和感なく街並みの一部になっている。
川島猛とドリームフレンズ
「The Space Flower・ Dance・ Ring(宇宙華・舞・環 )」
古民家の壁天井床360度に描かれた絵。万華鏡の中に入ったらこんな気分かな。
お昼はこの外にあるドリームカフェで。
海の見える席で瀬戸内の魚のすり身フライ入りのハンバーガーをもぐもぐ。
(しかし美味しそうに撮れてないのと人が多かったので写真がない。無念)
オンバ・ファクトリー「オンバ・ファクトリー」
島の住民が坂道や細い道で荷物を運ぶのに役立つ乳母車を作品化。
よく見ると……買えちゃう!
オープン席と、室内の席があるカフェも併設。
サラ・ヴェストファル「うちの海 うちの見」
右奥にある和室の壁に映るタコ。鑑賞者は壁際の椅子に座り、水を張ったプールの向こうの和室の映像を見る。この家の外に大きなタコが居てこちらを見られているような。
涼しくて長居したい気持ちを抑えて次へ行く。
村山悟郎「生成するウォールドローイング ー日本家屋のために」
建物の内側の壁の一階と二階に描かれたアート。
猫さま。暑いもんね。
TEAM男気「タコツボル」港近くの子供の遊び場。大きなタコつぼ。
一通り見たので気になっていたダモンテ商会へ。
ランチを食べた後だったのでコーヒーだけ頼みました。
男木島に移住してきたご夫婦が営むカフェ。パンやクッキーなどもあります。
行ったときは知りませんでしたがブログを書くために調べていたら
移住してきた人ならではの目線のブログを書いてらっしゃいました。
島でどうやって暮らしているんだろう、Amazonで買ったものは
普通に届くのかな、電気やトイレは、と気になっていたことが書かれてました。
(2018年の記事)
二階席からなら海がまっすぐ見えるはず。
私が座ったのは一階の窓辺の席。
フェリーの出発までまだ間があるので男木島図書館へ。
ダモンテ商会から歩いて数分のところにあります。カフェも併設。
1時間くらいして通りかかったら向きを変えていた猫さまに別れを告げて、
フェリーで女木島へ向かいます。
にゃんとまだ続くのだニャ。