歴史が苦手でも楽しめる工夫アリ。 九州国立博物館「室町将軍 戦乱と美の足利十五代」展
室町将軍って誰だっけ……足利尊氏(初代)義満(三代)義政(八代)と
言われてやっと思い出すような歴史に疎い私でもこの展覧会は楽しめる
のだろうか。暑いし休みの日は涼しい家の中でゴロゴロしていたいしなぁ、
なんてことを考えていたら開催から早一ヶ月が経とうとしておりました。
そろそろ行かねばなぁとぼんやり考えていたところ、
九州国立博物館のTwitterのフォロワー数が一万人を超えた記念に
八月十三日の開館時、先着百名様に九博グッズを配る催しがあると
いうツイートを見かけたので「もうこの日に行くしかない!」と行ってきました。
頂いたのはこちら。
シャープペンシルとしおりとキーホルダー、ティッシュ入りケース!
金曜と土曜は午後八時まで開館しているって何となく知っていたのですが
夏休みや冬休みなど限られた時だけだと思っていました。
平成二十九年の四月末から毎週行われていたんですね! びっくり!
九州国立博物館で開催中の特別展「室町将軍 戦乱と美の足利十五代」
まずはCMを見るのが手っ取り早いのでどうぞ!
(説明下手なブロガーにも優しい取り組みありがとうございます!)
興味湧いてきましたか?
むむむ、そうですか。ではこれでどうだ!
(以下の展示室内の写真は九州国立博物館ぶろぐるぽの提供を受けています)
十三人の足利将軍にぐるっと囲まれるのは滅多にない体験になるかと。
近寄ってそれぞれの像を見ていくとそれぞれが全然違う顔立ちをしています。
割れた碗の代わりを当時の中国へ求めたところ、これより優れたものはないということで修理されて戻ってきたもの。大きなかすがいがイナゴのように見えるのでこんな名前に。日本と中国を一往復半していることを考えると、もの以上に価値も上がりそう。
六百貫の値打ちがあることと六百巻の大般若経をかけて大般若長光と呼ばれる。
って……シャレなのか~い!
刃文は小刻みな波のような形をして、刀身は白くほっそりとしているように見えました。人の姿になるとこんな感じなのかもしれない。ほうほう。
一階のエントランスの隅にひっそりいました。
ちょっとだけ歴史が身近になった気がしました。
おまけ
太宰府天満宮の境内、手水舎の近くにたくさんの風鈴のコーナーが出来ていました。
大勢の人がいますが上だけ見上げればインスタ映えスポットです。
クスノキの木陰が涼し気。