ヨシトのたびかん

主に福岡。ときどき県外の美術館までの小さな旅や展覧会の感想など

はてなブログProを解約したとっても個人的な理由。

2020年1月に、はてなブログProに変更し、先日解約しました。
はてなブログProに悪い点があったというよりは自分の個人的な問題なので、自分の心を整理するべく書いてみようと思います。

 

そもそも、なぜはてなブログProにしようと思ったのか?

・記事が100記事を超えたのでGoogleアドセンスに挑戦しようと思った

・Proにすることで月額の料金を稼げるようになりたいという動機ができてアドセンス承認に向けて頑張れる気がしたから

 

はてなブログProにしてみて良かったこと

・広告が出ないので自分も見やすかった

・記事の一覧表示ができるのでスクロールしやすく見やすかった

 

はてなブログProをやめようと思った理由

Googleアドセンスに挑戦する前に100記事書こうと思い書き溜めて挑戦したものの、重複する記事が多すぎてそれを訂正する気力がなかった。

(正確なことなのか分かりませんが、一度記事として公開したものをもう一度未公開にして書き直したものを公開すると、違うものとして認識されるらしい)

・そもそもProでなくとも、100記事も書かなくともGoogleアドセンスに受かる方法はあるらしい

(検索するとそういうブログが見つかる)

新型コロナウイルス感染症で楽しいことを経験しても他者の目線を気にして書くのがはばかられた

 

そしてなにより、ブログを書くこと自体が無駄かもしれないと常々思っている自分がいる!

・人と比べて○○さんみたいなPV数を得るのは無理だから書くのはやめよう

・書いても上手くならないからやめよう

・書いてもお金にならないのだからやめよう

・それなら書いてお金になるなら楽しくなるのでは?と思ったがアドセンス不合格が続き、不合格を覆す努力もできぬまま、鬱々としている

 

特に年末はブログをやめるかやめないか毎年ウンウン考えてしまうのです。

自分のブログがお金を生み出すかと言うとゼロだし、むしろ電気代使ってマイナスだし(というか無料でこんなに書く環境を整えてくれているはてなブログなので還元せねばという気持ちはあるけれど)……もう、やめるしかないじゃん!

 

そんな簡単にやめられるか~!!

 

よくGoogleアドセンスに合格するために100記事書きましょうと書いてあることの良い点は書く習慣が身に着くことと、記事がたまってくるとやめるのが勿体ないという思いが湧いてくる点ではないかと考えています。

そう、私がほそぼそと10年以上ブログを続けているのは「やめるのがもったいない」からだ~!!

とりあえず、お金の問題はお金を稼げないのにブログを続ける意味があるのか?とブラックなワタシがツンツンと指摘してくるのでProを解約してみようと思いました。

山の頂上を目指すとすぐ心が折れてしまう私ですが、頂上にたどりつけなくても、全く書かない人生よりは書いてきた人生の方がそれなりに楽しかったよなと思います。

どこかに行ったり調べたりすることで自分の世界は広がりますし、思い込みが壊されて新しい発見が自分の中に生まれるのも楽しく、それを書き留めておけばずっと読み返すことができます。そのとき感じたことはなかなか後から思い出して書けませんから。

書く技術はただ書いているだけでは上がりませんがパソコンの前に長時間座っていられるスキルは、これからも書いていくのには役立つかもしれません。今のブログは10年前よりはたぶんマシなはず。

年末から今まで鬱々していましたが少し霧が晴れてきた気がしました。
今年も平々凡々な会社員兼ときどき展覧会に行ってブログを書く人ヨシトをよろしくお願いします。

 

ひさびさに『嫌われる勇気』を読み返して上記のようなことを考えました。山の頂上(未来)を気にして達成するのが難しそうだからやめよう、過去に失敗したから今これをやっても無駄になるはずと思うのはとりあえずやめようかと。

対話形式で読者が疑問に感じるようなことを青年がバシバシ聞いていくので物語としても面白い本です。人と比べない、承認欲求を否定するアドラー心理学の考え方を実践するのは難しいですが、こんな考え方があるのかと知るだけでも良いかと。