年明けから眼福『音と旅する鉱物展』三菱地所アルティアム
福岡市天神のイムズ8階にある三菱地所アルティアムで
九州大学総合研究博物館の鉱物コレクションの展示が行われています。
展覧会のチラシによると
"国内でも最大級の750万点の貴重な博物標本・資料を収蔵する
九州大学総合研究博物館の中から選りすぐりの鉱物コレクション約100点を
現代アートや舞台、映像など幅広い分野で活躍する音楽家 原 摩利彦が手がけた
音とともに紹介いたします。”
とあります。
鉱物だけでも行く気まんまんなのに、音がある展覧会ってどんなものだろうと
大変興味が湧きまして、12月の末に行ってきました。
アルティアムの展示室は3つに分かれていて、上の写真のような導入部分と、
左手の1つ目の部屋に「TIME #1 内包された時間」「TIME #2 時間が止まった森」
奥の部屋に「SPACE」というテーマで鉱物が展示されていました。
2つ目の部屋では鉱物を載せた台の下にスピーカーがあるのか、
鉱物から音が流れてくるような演出がされています。
自分に鉱物の声を聴く能力があったらこんな風に音が聴こえるのかも。
天河石。表面がまるで波のよう。
模樹石。植物っぽいのに植物の化石ではないのです。フラクタル模様と呼ばれるそう。
お肉やお刺身に見える鉱物も。
お正月にぴったりの栗きんとんっぽい鉱物。
ミュージアムショップでは鉱物や鉱物にまつわる本、
こうぶつヲカシの鉱物の形をしたお菓子の販売などもありました。
展覧会は2020年1月26日(日)まで。
初売りやバーゲンついでに訪れるのも良いかもしれません。
不思議だな綺麗だなと思うと同時に、とても物欲が高まる展覧会でした。