東京1泊2日・6つの展覧会を見よう!④ルーベンス展
混雑具合◯(大きな絵が多いので人は多いが見やすい)
ミーハーな私の最大の関心はアニメ『フランダースの犬』でネロが最期に見たアントワープ聖母大聖堂に飾られているルーベンスの絵があるのか、ということでした。
残念ながら展示はないものの展示室の入り口前に6分ほどの4K映像があり、
その中で絵を見ることができます。
しかし「これがネロが見た絵です」という説明などはないので
映像を見たわりに記憶には残っていません。無念。
ですが、そんな私のような方にも朗報!
お土産売り場のフランダースの犬とコラボしたクリアファイルの裏に
ネロが見た『キリスト降架』が印刷されています。
(なんて攻めたクリアファイルでしょう!)
ネロが最期に見た絵はキリストが十字架に磔(はりつけ)られようとする場面
『キリスト昇架』と、キリストが十字架から降ろされる場面
『キリスト降架』の2枚。ポストカードはたしか両方あったはず。
ネロが見た絵は直接見れなかったものの、
語学が堪能で外交官としても活躍したルーベンスというのも初めて知りました。
宗教画や神話をテーマにした絵をたくさん描いていること、
彫刻の肉体の表現を絵画に落とし込むことを研究してたんだなぁ
というのが分かった展覧会でした。
~混雑を避けるヒント~
展示室前の4K映像は見なくても入れますが、見て入る人が圧倒的に多いです。
映像が終わるとどっと人が入場します。
もし映像を途中から見始めたら、映像が一回りしたところで席を立つといいかも。