ヨシトのたびかん

主に福岡。ときどき県外の美術館までの小さな旅や展覧会の感想など

東京1泊2日・6つの展覧会を見よう!⑤ムンク展

ムンク展』

混雑具合◎(人垣二重〜)

 

 

ムンク展の他にもいくつかの展示室で展示が行われており、館内の人数は多め。

まずは空いているコインロッカーを探すところから苦戦しました。

チケット売り場近くよりも、ムンク展の入り口に近いコインロッカーの方が少し空いているようでした。

 

フェルメール展に比べれば展示室が広いせいか混んでいるものの楽に観られました。

「叫び」の前は列に並んで、立ち止まらぬよう見ていくよう誘導あり。

 

ムンク=叫び、のイメージで、ムンクは一生病んでいたのだと勝手に思っていました。

画業の全体像が見られるこの展覧会では、幼くして母を亡くし、

10代のころ姉を、20代で父を亡くし、

精神的な病を抱えながらも創作を続けていくムンクの姿を絵から感じることができます。

(後年、急性精神病を乗り越えたムンクの絵は明るい色が増えていく)

 

ムンクノルウェー出身の画家ということも初めて知りました。

フィヨルドや星が輝く月夜、海に浮かぶ太陽など、

「叫び」ではよく分からなかった背景に

ノルウェーの自然を見ることができます。

「叫び」だけじゃないムンク、と叫びたくなるムンク展でした。

 

 

 ポケモンコラボのクリアファイル、悩んだ末に姪っ子にも買いましたが

果たしてどんな反応をするのか楽しみです。(いらん!と言われそう)

 

【公式】ムンク展ー共鳴する魂の叫び