夏の気配を探しに。『太宰府、フィンランド、夏の気配。』
印象派の展覧会に行った後、途中に見た看板が気になり気力を振りしぼって
もうちょっとだけ寄り道。
境内の梅はよく見ると実がゴロゴロなっていて夏の始まりを感じます。
だいふえんに行く途中の文書館。いつもは入れないところで何やら展示をやっています。(マンホールにも梅が!)
フィンランドとつながりの深い二人の日本人アーティスト 陶芸家 石本藤雄さんと
写真家 津田直さんの『太宰府、フィンランド、夏の気配』展が二つの会場で開催中で、文書館には津田さんの写真が展示されています。(2018年7月1日まで)
この時ちょうど津田さんご本人が屋内にいらっしゃって
他の方と話しているのを後ろの方からぼんやり聞いていました。
(すみません)
文書館の内装を傷つけないように展示方法を工夫していて、
畳を外した所にパネルを置いて写真を展示しているんだそう。
足元に写真が展示されている状態で見る展示はあまりないのでとても新鮮でした。
縁側にはマリメッコの生地を使った座布団があり、座って外の景色を眺めることもできます。
文書館の入り口から。
入り口から出て花菖蒲のある池の近くへ行く道にカシワバアジサイを発見。
文書館を出て、共通チケットで宝物殿へ。
常設の展示室の先、最後の部屋に石本さんの陶芸の作品が展示されています。
夏に旬を迎える冬瓜。
(確かに夏にスーパーで見かける!)
色とりどりの冬瓜と丸っこいフォルムが可愛い。枕のようにも見える。
奥の壁には梅をモチーフにした作品も飾られていました。
花菖蒲も見ごろを迎える緑がたくさんの太宰府に
夏の気配を感じに行ってみませんか。