久留米市美術館『白馬のゆくえ 小林萬吾と日本洋画50年』2020/8/23まで
先日、久留米市美術館『白馬のゆくえ 小林萬吾と日本洋画50年』を見てきました。
白馬会の名前が濁酒(どぶろく)の通称「しろうま」から来ているそうで、だからキャッチコピーが『名画に酔う。』なのか!と今さらながら気づきました。
インターネットなどが無く、洋画を学ぶには留学するか留学帰りの先生に習うか美術学校に入る、独学で学ぶなど洋画を教えるのも学ぶのも大変そうな時代。
新しい描き方を初めて知った時の驚きはどれくらいのものだったんだろう、目を輝かせてたのかな、などと想像するのも楽しいです。
洋画の技術で着物や浴衣、日本の日常が描かれているのを見ると画家たちが絵にしたテーマは日本らしさを感じさせるものが多いなと感じました。日本の良さを洋画で描けないかと模索していたのでしょうか。
洋画の歴史など詳しくないので、たくさんの知らない画家に出会えて良かったです。
小林未醒《水郷》の縦ラインが強調される絵が印象に残りました。