ヨシトのたびかん

主に福岡。ときどき県外の美術館までの小さな旅や展覧会の感想など

瀬戸内国際芸術祭2019 夏の島旅 2日目【豊島行き当たりばったり編】豊島美術館に行くまで

旅の2日目は豊島と書いて「てしま」と読む島に行ってきました。

豊島は前日に訪れた男木島、女木島と比べると大きな島。

島を観光するめやすとして小さな島は1日で2つ、

大きな島は1日で1つと言われていまして、

まぁ、面積が広いからだろうと思っていたのですがそれだけじゃなかったので

ヨシトの珍道中に2日目もどうぞお付き合いください。

 

豊島上陸の前に、まずは高松市内のホテルから高松港に向かいます。

高松築港駅の近くのジュリアン・オピーの作品。「Banker,Nurse,Detective,Lawyer」

今回の芸術祭とは関係がないのですが、あったら撮ってしまいますよね。

 

すっかり日常になじんでいるオピーの作品。

通勤する人たちが足早に歩いていく横で写真を撮る私。石の厚みがすごい!

 

島旅ドキドキトラップその1:フェリーではなく、高速船。

島に行く船の種類は2通りあり、船内が広く運賃も安い大型のフェリーと、

乗船できる人数が少ないが速い、お値段はちょっと高めの高速船があります。

高速船とフェリーのどちらに乗るか選べる島もあれば、

島によってはどちらかのみの運航で選択肢がない場合もあります。

ちなみに前日に行った男木島、女木島、高松港のルートはフェリー。

そして今日行く豊島ー高松港のルートは高速船のみ。

 

ということでオピーの写真をのんびり撮っている場合ではないのです。

高松港のチケット売り場に並び、まずはチケットを購入するための整理券を

もらい、そのままの流れでチケット売り場でチケットを購入します。

豊島フェリーでは、高松豊島間は70名が乗船できる高速船で乗船時間は30分ほど。

乗れてよかった。

 

島旅ドキドキトラップその2:バス

豊島の家浦港に着いたぞ!バスに乗るぞと思ったのもつかの間、港のお手洗いは綺麗なものの2つしかないので混んでまして、島の東にある唐櫃港行きのマイクロバスには定員オーバーで乗れず。20分ほど次のバスを待ちます。バスは1回乗るごとに大人200円。両替機はないので小銭を多めに持っていくのがお勧めです。

 

こんなに簡単に予定って狂うものなんだなぁ。

次に来たバスは大型バスで、行先は豊島美術館のみ。

こうなったらとりあえず行くしかありません。

たくさんの人を乗せて、10分ほどで美術館前の坂に到着。

 

バイクで走り抜けたい、そんな気持ちにさせる緩やかな坂の上に広がる空と穏やかな海。あっという間にあちこちで写真撮影大会が始まります。インスタスポットです。

 カーブの右手を下ったところに豊島美術館の入り口があります。