東京1泊2日・6つの展覧会を見よう!⑥ボナール展
『ピエール・ボナール展』
混雑具合◯(人垣一重〜)
展覧会自体は大きな絵も多く、会場も広いので自分のペースで見やすかったです。
私が行った日は平日でしたが東山魁夷展や日展も開催中だったため、
年配の方が多く美術館自体の入館者は多く感じました。
コートなどを預ける人も多いせいか、
一階のコインロッカーの空きを探すのが大変でした。
13時台、館内のレストランやカフェが行列のため外に出て近くの飲食店へ。
昼食を済ませたあと、神田沙也加さんの音声ガイドを借りて、いざボナール展へ。
入口のところの展示から可愛い作品が多そうな予感がします。
浮世絵や屏風から着想を得た作品が並びます。色遣いが可愛くて、平面的な絵が多いせいかとってもとっつきやすく感じました。
ピエール・ボナールが生まれたのは1867年。(1947年没)
ボナール展にはムンク展と同様に本人が撮った写真の展示があります。
1888年にイーストマンがフィルムを使ったカメラNo.1コダックを発売。
1900年には安価な箱型カメラ、ブローニーが発売。(Wikipediaより)
ムンクと同様コダックで写真を撮っている!というところに面白さを感じました。
ムンクの場合は自分で自分を撮影する自撮り写真が多かったのですが、
ボナールは家族や親戚など他者が多め。
ポーズを取らせるよりも、モデルに自然に動いてもらう方が好きで
写真も動きのある写真がたくさんありました。
本の挿絵に使われた「ユビュおやじ」というキャラクターの絵はモノクロな分、
サラサラと描かれた線がたっぷり見られました。(真ん中の絵)
おやじ、なので可愛いというよりはブサイクに描かれているんですけど、
丸っこいので憎めない感じがします。
そしてそしてボナール展のお楽しみは出口近くの物販!
クリアファイルやポストカードの他にコースターやクロッキー帳も。
浴室をよく描いたボナールのため、マカロンの形をした入浴剤などもありました。
サイトのグッズを眺めるのもワクワクするので興味のある方はこちらへ。
時間のある方は地下にある国立新美術館のミュージアムショップも大変お勧めです。
(雑貨屋さんみたいに色々な物があります)