「京のかたな展」に行ってきました。
10月の半ば、紅葉シーズン前に!と行ってきました「京のかたな」展。
夜行バスで京都に着き、京都タワーの地下の大浴場でお湯に浸かり、
秀吉の妻のねねゆかりの高台寺の散策とランチを済ませたら、
事前に購入していた電子チケットを見せて入場門をくぐります。
京都国立博物館には長方形の平たい建物の平成知新館(左)と
レンガ造りの明治古都館(右)があります。この行列は知新館のもの。
平成の方で特別展とかたな展のグッズ販売、
明治の方でオンラインゲームの「刀剣乱舞オンライン」のキャラクターの
パネルの撮影コーナーと骨喰藤四郎の復元模造刀剣、
コラボグッズの物販コーナーがあります。
ゲームを知らない一般のお客さんがコラボグッズの混雑に
巻き込まれる心配はありません。
平日の13時頃に着いたので平成知新館に入るのは30分待ち。
音声ガイドは伊武雅刀さんの分と、
刀剣乱舞の4人
(三日月宗近・五虎退・膝丸・千子村正)が語るガイドが選べます。
前者は520円、後者は1000円でしたが後者に行列ができていました!
せっかくなので私も後者を選択。
プロローグからゲームで聞き慣れたBGMが流れてきて
「ここは本丸」と思わずニヤリとしてしまいます。
会場に入った時の印象としては、まず女性が多い!
8割~9割がた女性の印象を受けます。
20代~40代くらいのちょうど刀剣乱舞のユーザーの世代でしょうか。
あとはぽつぽつと年配の男性の方、外国からの観光客を見かけました。
中に入ると、人気のある刀の前では最前列で見る人と
さらっと遠目に見るコースが分かれていて、
三日月宗近の前で15分くらいは並びました。
その間に三日月宗近について語る音声ガイドを
5、6回聞いたので、もうこの時点で元が取れたかも。
オススメはかたな展を観て平成知新館でお土産を見た後、古都館のルートでしょうか。
平成知新館
こちらのミュージアムショップはかたな展の図録や刀の写真のポストカードやクリアファイル、刀を出展している美術館の書籍などがありました。
明治古都館
復元された刀や刀剣男子のパネル写真を撮ってテンションを上げたあと、
お土産に物販コーナーを見て、
古都館の出口で刀剣にまつわる番組情報の告知のパネルを見る、
というルートになっています。
展覧会の後も刀をより深く知ってもらって刀のファンを増やす。
それが行く行くは刀の研究やゲームの売り上げにも繋がっていくんだろうなとパネルを見ながら考えて会場を後にしました。
私は刀剣乱舞を途中で辞めてしまったので
正直この展覧会が楽しめるのか不安でしたがわりと楽しめました。
かたな展には刀剣乱舞に出てくる名前の刀が多く展示されているものの、
キャラクターのパネルなどはなくて、
ゲームも刀も予備知識がない方でも展示されている刀を見ていけば
こんなに種類があって刃文に違いがあるのだなと気付きがあるはず。
おすすめは公式サイトに載っている刀の鑑賞ポイント。
https://katana2018.jp/image/swords_bk.pdf
会場にもパネルが展示されていますが同じ内容の物を印刷しておくと
手元で確認しながら見られるので便利。
刀剣乱舞の音声ガイドを聴いている方はさらに刀を物として見るだけではなく、
刀から物語を広げていくことが出来るはず。
ハマっている方は2倍3倍楽しめるのではないでしょうか。
混雑時にはキャプションを読むのも難しいため
音声ガイドはゲームをやったことがない方にもおすすめです。
金曜や土曜日は開館時間が20時まで延長されるので(入館は30分前まで)
お寺を巡って日が暮れたあと、夕飯前にちょっと展覧会へ、
というのもありかもしれません。